• The企画エルサーチ株式会社

(2005年12月5日、6日/青森市)

ヤマセが吹く地域だからこそ、厳しい自然が育んだおいしい素材がありました。
ぜひその味を確かめて欲しい。作っている人たちを知って欲しい。あおもりファンになって欲しい。
そんな思いで青森県産の素材を使った料理教室を開催しました。

講師には、東京のフランス料理店で活躍後、帰郷し、
現在は地場産品を使用した料理メニューの開発・指導に力を注いでいる料理研究家の千葉伸子先生をお迎えしました。

2日間で39名の方が参加、あおもりの食の豊かさをたっぷりと味わいました。

講師:千葉伸子さん(料理研究家)

♦♦この日の素材とメニュー

山崎ポーク肩ロース肉の香草焼き マスタードソース
だるまいもとベーコンのキッシュ
するめイカの一夜干しの豆板醤みそ
紅心大根とだるまいものはちみつ甘酢
◆山崎ポークのしゃぷしゃぷ 浜大根のたれ
◆無臭にんにくの卵スープ
◆いちごのはちみつマリネ

【素材ひとくちMEMO】
山崎ポーク:三沢市の三沢農場で時間と手間を惜しまず育てられた、おいしい豚肉。アクが驚くほど少ないこと、脂身にうまみがあることが特徴です。
だるまいも:上北郡下田町産。長いもの一種ですが、でんぷん質が多いので加熱料理に向いています。
するめイカの一夜干し:下北郡東通村で水揚げされ、吉田漁業部加工場ですべて手作業で加工された、天日干しのイカ。
紅心大根:十和田市産。「こうしんだいこん」と読みます。コロッと丸くて、中は鮮やかな紅色の大根です。
菜の花の生はちみつ:上北郡横浜町の菜の花から採れるはちみつ。加熱されていないため、ふつうのはちみつよりもなめらかで、白っぽい色が特徴です。
浜大根:上北郡六ヶ所村で、かつては自生していた辛みのある大根です。酪農家の山口さんが完熟堆肥を利用し、7年の年月をかけて栽培に成功しました。

◆◆いよいよ料理教室スタート!!

午前10時、講師の千葉伸子先生からレシピについての説明を受けて、調理開始。
品数が多いため、2グルーブに分かれてつくることになりました。


→だるまいも、紅心大根や浜大根など初めて目にする素材もあり、参加者は興味津々です。


初対面の人も多い中、最初はとまどいがちだった参加者のみなさんも、レシピを見ながら作業を進めていくうちに、どんどん打ちとけた雰囲気に…。
日頃の腕前を発揮して、手早く調理が進んでいきます。


あちこちのテーブルから「先生!」と声がかかるたび、ていねいに指導してくださる千葉先生。
プロの手さばきを見つめる参加者の表情は真剣そのものです。


この日のレシピには「大根おろしと味噌とレモン」「甘酢あえにはちみつ」など、サプライズがいっぱい!!
山崎ポークのしゃぶしゃぶでは、ほとんどアクが出ないのにもびっくり!!
やがて、調理室全体にいい匂いがたちこめて、おなかの方もちょうどよい空腹加減に。


→鮮やかな紅色の大根おろしに、「きれ~い!!」と歓声が上がりました。


調理開始から約2時間。とうとうすべてのメニューが完成しました。
お待ちかねの試食タイムに、思わず笑みがこぼれます。
ずらりと並んだご馳走に「昼間から、なんて贅沢!」と喜びの声も。


→「ごはんが進みそう!」「酒の肴にも…」「キッシュって難しいと思ったけど、意外に簡単だったね」「早速つくってみよう」
…試食しながら、会話も弾みました。

◆◆最後に

 蒔苗代表が使用された素材についての説明をおこなうと、配布された資料の余白に熱心にメモする参加者の姿が見受けられました。
「青森に住んでいても、こんなにおいしいものがあるとは知らなかった」との声も多く、実りある料理教室となりました。

素材についての問い合わせ先>

•山崎ポーク:肉のいわま(青森県三沢市)TEL 0176-53-5210 FAX 0176-53-7711
•だるまいも:青森県JA下田町 TEL 0178-56-2138
•スルメイカの一夜干し:吉田漁業部(青森県下北郡東通村)
            フリーダイヤル 0120-482321 FAX 0175-47-2751
•菜の花の生はちみつ:澤谷養蜂園(青森県上北郡横浜町)TEL・FAX 0175-78-2995
          ホームページ http://sawaya-yoho.jp/
•浜大根:山口ミキさん(青森県上北郡六ヶ所村)FAX 0175-74-2179(今年の収穫分は完売しました)

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