(2006年2月25日/青森市)
2006年最初のテーマは「健康」。
青森県の医療・健康福祉関連産業事業化サポートにおける
消費者調査の委託事業として開催しました。
(担当課:青森県商工労働部新産業創造課 医療・福祉産業創出グループ)
miniキッチン会議スタート!!
初めての土曜日開催となった、今回のミニキッチン会議には、健康維持・増進に関心のある30名が参加。明るい青空の広がる、穏やかなお天気に恵まれました。
10時30分、いよいよスタート! まずは、本日のファシリテーター3名の自己紹介から。この日のお天気と同じように、なごやかな雰囲気で始まりました。
この日のサンプル「ジョミ飲料」製造元の社長さんから、製品についての詳しい説明をうかがいました。
製品化に至るプロセスを熱く語る社長さん。参加者は、耳慣れない「ジョミ」についての知識を得ようと熱心に耳を傾け、手もとの資料にペンを走らせていました。
●ひとくちmemo● 「ジョミ」って何?
ジョミ飲料は、ガマズミの実を搾った果汁飲料。昔から「マタギの胃薬」として伝承されてきたそうですが、製品化に伴う研究により、体内の活性酸素を消す効果が認められました。 「ジョミ」とは、ガマズミの地方名「ゾミ」「ゾノミ」などから名づけられた商品名です。
試食、そしてトークタイム
試食タイムでは、「ジョミ飲料」の試飲の他、果汁を搾った後の実を粉末にしたサプリメントの試作品も試食しました。
←「ジョミ飲料」は、 初めて口にする人も多く、ある人は恐るおそる、またある人は大胆(?)に…。試飲・試食の後は、それぞれ真剣な表情でアンケートに答えていました。
トークタイムでは、それまで守っていた沈黙を一気に破って、味やパッケージデザイン、販売方法に至るまで、さまざまな意見が活発に交わされました。
「子どものころ、おやつ代わりに食べた」「漬物や果実酒に入れると、色がきれいに」など、ガマズミについての経験談も出て、大いに盛り上がりました。
←健康に対する効果を実感してもらうため、事前に2~3週間試飲した人の体験談を発表。
←ジョミの粉末を使ってつくったクッキーとマドレーヌ(弘前市の料理研究家・福士るみ子さん製作)も試食。
サンプル紹介
製品名:山の実果汁 ジョミ(ガマズミ100%天然果汁飲料)
製造元:(株)小野寺醸造元(青森県三戸郡三戸町)TEL 0179-23-3070・FAX 0179-22-0151
生産者:三戸町ジョミ生産組合
お楽しみ!プチプレゼント
参加者にはおみやげとして、つがる市稲垣町(旧稲垣村)の女性グループ「稲垣Vicの会」が作っている桃太郎トマトのゼリーと、ジョミの粉末入りマドレーヌをお持ち帰りいただきました。
トマトゼリーの「たべでみへんが」(津軽弁で、食べてみませんか?)は、Vicの会が作っているトマトジュース「のんでみへんが」からできたゼリーです。同じくジャム「ぬっでみへんが」もあります。名前が参加者に大ウケでした。