主催:The企画エルサーチ
後援:青森県
10月26日、青森市のアピオあおもりで、料理研究家の髙城順子さんを審査員長にお迎えして、
「青森の素材を使った家族のための料理コンテスト」最終審査会を開催しました。
その様子をお伝えします。
「青森の素材を使った家族のための料理コンテスト」では、青森県産の3つの指定素材(アピオス、初雪たけ、ミネラルごぼう)を使った家庭料理のレシピを募集しました。2006年8月にエントリー受付を開始し、書類選考を経て、6名が最終選考に進みました。
最終選考会は、10月26日、青森市のアピオあおもりで開催。6名のうち3人は神奈川県からの参加で、前日に青森市に到着し、食材の買い物を兼ねて市内の市場などを見て回りました。
選考会の朝10時、参加者のみなさんが会場へ。材料や器具の確認、計量など入念に準備を進めながら、「どこから?」「今日はよろしく」など声をかけ合って、だんだん打ちとけた雰囲気になってきました。
午前11時、審査員長の髙城順子さんを迎えて、開会式が始まりました。いよいよ、との思いに、会場の空気がキュッと引き締まりました。
午前11時10分、調理スタート。慣れない場所や道具にとまどいながらも、手際よく作業を進めていきます。1人ひとりに声をかけ見て回る髙城さんと参加者との会話も弾み、「アピオスを育てたことあるんです」「初雪たけの名前からイメージして」「昔からあるものをアレンジして」など、料理を思いついたきっかけも次々と出て、和やかムードに。
会話が弾みながらも手は休まず動いて、料理は着々とできあがっていき、調理室の中は、おいしそうなにおいがいっぱい!!
時間が迫ってくると、少しあわただしい空気に…。時計を見ながら、そしてまわりの様子もちょっと気にしながら、仕上げにとりかかります。盛りつけや器にも工夫をこらし、それぞれの持ち味が生きていました。
12時15分。できあがった料理が別室に運ばれ、審査がスタートしました。
その間、参加者のみなさんはお待ちかね(?)の試食タイム。ずらりと並んだ料理に「すごいパーティだね」。食べながら、料理を思いついたきっかけや作り方のコツなどの話が弾んでいました。
午後1時半。審査員長の髙城さんが会場に戻って、いよいよ審査結果の発表です。さっきまでのにぎやかな雰囲気から一転、緊張感が漂いました。
優勝者の藤本さんの第一声は「わあ、うれしい!!」。その笑顔に、大きな拍手がわき起こりました。髙城さんから全員に賞状と賞品が授与され、講評では評価のポイントやアドバイスをみんな大きくうなずきながら聞いていました。「私も楽しんで審査しました」という髙城さんのことばで閉会。参加者全員に髙城さんのサイン入り著書がプレゼントされました。
すっかり仲よくなった参加者のみなさんは住所を教え合い、再会を約束していました。みなさん、お疲れさまでした。そして、ご馳走さまでした!!
厳正なる審査の結果、次のみなさんの受賞が決定しました。
おめでとうございます!!
優勝
カリカリごぼう
・豚と青森野菜の黒酢あんかけ
●藤本美子さん(神奈川県川崎市)
準優勝
あんかけ団子
パリパリゴボウのせ
●木村郁子さん(青森県弘前市)
特別賞・人気レシピ賞
ほどほどに素朴な餅
●水嶋優子さん(青森県弘前市)
入賞
大地の恵み
●川越ひとみさん(神奈川県川崎市)
入賞
アピオスのニョッキ(イタリア風)
●安田美代さん(青森県鰺ヶ沢町)
入賞
北の白オムライス
~厳寒の地に初雪が舞う~
●吉田有紀子さん(神奈川県川崎市)
審査員
髙城 順子さん(料理研究家)
●PROFILE●
世界各地のレストラン・料理教室を長期にわたって歴訪。帰国後は、和・洋・中華の専門家に師事し、その後フリーの料理研究家に。現代人のライフスタイルと味覚を満足させる「新感覚料理」をテーマに新しい食文化の創造を追求している。現在、NHKテレビをはじめ、多数の雑誌に新しい料理を発表し続けている。その親しみやすい人柄とユニークな語り口はマスコミばかりでなく、多くの文化人や受講生に愛されている。
主催・問い合わせ先
The 企画 エルサーチ
もっともっと「あおもりファン」をつくろう!をテーマに活動している、青森のマーケティング企画集団です。
TEL:017-718-1607 FAX:017-734-3927 メール:info@lsearch.jp