• The企画エルサーチ株式会社

あおもりの素材を使った料理教室2006

2006年9月13日(水)テプコプラザ横浜(神奈川県横浜市)
2006年10月27日(金)アピオあおもり(青森市)

主催:The企画エルサーチ/後援:青森県

厳しいけれど、豊かな自然に育まれた青森県産の素材たち。
そのおいしさを知ってほしい、味わってほしい。
2006年の「あおもりの素材を使った料理教室」は、料理研究家の髙城順子さんを講師に迎え、横浜市と青森市で開催しました。
青森会場のようすを中心にレポートします。

デモンストレーション

 調理室にまぶしい光がふり注ぐ中、24名の参加者が続々と集まって時間どおりにスタート。
 はじめに蒔苗代表から、前日に行なわれた「青森の素材を使った家族のための料理コンテスト最終審査」の結果を報告し、今日の素材を説明しました。

│ 本日の素材

・初雪たけ
・山崎ポーク
・アピオス
・ミネラルごぼう
・野辺地のこかぶ
・だるまいも
・無臭にんにく
・帆立の卵

│ 料理番組を生で見るような迫力

 料理を始める前に、髙城さんのデモンストレーションがありました。
 料理の手順やポイント、素材の扱い方などを説明しながら料理をする様子は、まるで料理番組を生で見ているような迫力がありました。 気さくな語り口に引き込まれ、プロのみごとな手さばきにみんな見とれてしまいました


 にんじんを最初に炒める、ごぼうを酢水にさらす、きのこは水洗いしない、紙蓋をして煮るとよい理由など、何となく知っている料理の基本について科学的な説明を受け、「そういうわけだったのか」と納得する参加者。「見て、聞いて、五感で料理」「素材の特性に合わせて調理することが大切」といった言葉にうなずきながら、熱心にメモをとったり、立ち上がって手元をのぞき込んだり、参加者の表情も真剣そのものでした。

いよいよ調理スタート

 デモンストレーションで、ばっちりイメージトレーニングをして、いよいよ調理スタートです。
6人ずつに分かれて調理台につき、手順を確認しながら分担して作業を進めていきます。
 髙城さんは、各グループに細かく目を配り、とまどっているところには声をかけ、ていねいに指導してくださいました。



料理教室のお楽しみ! 試食タイム

 「わあ、おいしい!」「このくらいの塩かげんがいいんだね」…にぎやかに試食タイムが始まりました。
 髙城さんは「お味はいかが?」「家に帰ったら、この味を忘れないうちに作ってみてね」とにこやかに声をかけ、一つひとつのテーブルを回っていました。

■本日のメニュー
・山崎ポークのバルサミコソテー
・帆立の卵のペペロンチーノ
・カブと帆立のサラダ仕立て
・根菜のグラッセ
・アピオスのディップ
・帆立の肝のディップ

 最後に、参加者全員に、髙城さんから最新の著書「IHクッキングヒーター満点レシピ」がプレゼントされることが発表されると、大きな拍手がわき起こりました。
 参加者のみなさんには、教わった料理をさっそく家庭で再現してもらえるように、料理教室でも使った県産素材のおみやげをお持ち帰りいただきました。
 料理のおいしさはもちろん、髙城さんの人柄に魅了された参加者のみなさん、「デモンストレーションに感動!!」「来年もぜひ!」と口々に言い残して、会場を後にしていました。


 この日の料理教室には青森放送(ABA)の取材が入り、テレビカメラの前で試食するグループはちょっと緊張気味。しっかり味わえたでしょうか…。
 料理教室のようすは、当日夕方のニュースで放映されました。

横浜会場から

 横浜会場は、百貨店「そごう」の9階にあるテプコプラザ横浜で、20名が参加して開催しました。全面ガラス張りの会場とあって、外を通り過ぎる人も横目で参加?していました。


 なんと「青森達者村」特派員(横浜市在住)の取材も!!
…実は、奥様が料理教室に参加してくださっていたのでした。


■■料理研究家 髙城順子さんのPROFILE

世界各地のレストラン・料理教室を長期にわたって歴訪。帰国後は、和・洋・中華の専門家に師事し、その後フリーの料理研究家に。現代人のライフスタイルと味覚を満足させる「新感覚料理」をテーマに新しい食文化の創造を追求している。現在、NHKテレビをはじめ、多数の雑誌に新しい料理を発表し続けている。その親しみやすい人柄とユニークな語り口はマスコミばかりでなく、多くの文化人や受講生に愛されている。

Follow me!