• The企画エルサーチ株式会社

●● 2007エネルギートークサロン in あおもり ●●

●● キッチン会議 in エネルギートークサロン ●●

■日 時:2007年6月21日(木)~22日(金)
■会 場:青森国際ホテル

主催:NPO法人 あすかエネルギーフォーラム
フォーラム・エネルギーを考える
サークルFree Time

生活者の立場からエネルギー問題について意見を交換する“エネルギートークサロン”が
「子どもたちのために皆で考えよう! 地球環境とエネルギー」をテーマに、青森市で開催されました。
全国から約100名の参加者が集まった会の様子をレポートします。


▲フリータイム
山田五月代表
▲あすかエネルギーフォーラム
秋庭悦子代表

 県内はもとより、首都圏、中部地方、遠くは中国・四国地方から集まった参加者たちは、それぞれのテーブルで自己紹介などをして、開会前から和やかな空気に包まれていました。
 開会にあたって、あすかエネルギーフォーラム代表の秋庭悦子さんが「生活者の立場からエネルギー問題を考え、自分たちのことばで話し合う」会の趣旨を説明し、「楽しく有意義な会であるように」と挨拶。続いて、地元・青森市のサークル・フリータイム代表の山田五月さんが木元教子さんの本「100年後の地球」を紹介、「大きな耳と広い心をもって、子どもたちへのメッセージを受け取って伝えたい」と挨拶して、会は始まりました。

特別講演&テーブルトーク

■特別講演
「100年後の地球」の視点から
 講師:評論家  木元 教子氏

 地球温暖化の影響について、豊富なデータや資料に加え、身近な例を示しながらの、楽しくわかりやすいお話でした。今のままの状態を放置すれば温暖化はどんどん進行し、私たちの生活に深刻な影響を与えることがよくわかりました。「白神山地のブナ林が消える」「青森がりんごの適地でなくなる」という身近なたとえに、ハッとした表情で聞き入る人も。「将来、子どもたちの世代に向けて、どう考えていくか」「わかっているなら実行しよう」という呼びかけに、参加者は真剣な表情でうなずいていました。
 テレビでおなじみの、スパイスのきいたジョークをまじえながらのお話は、1時間半があっという間に過ぎてしまう楽しさでした。


◆ちょっと休憩◆
休憩時間には、フリータイムのメンバー・大友さんの指導で、軽い体操。甘いケーキとともに、次のテーブルトークに向けて、疲れたからだと頭をほぐし、集中力を高めました。


■■テーブルトーク
 ふだん生活する場所も、家族構成も、年代も異なる参加者が、それぞれの立場から本音の意見を交換。「今日学んだことを家族に伝えたい」という思いや、「環境にやさしいことは、家計にもやさしい」という経験談にうなずく一方、「便利さと温暖化防止と、どう折り合いをつけていくかが問題」という意見も出ていました。

■■発表会と講評
 テーブルごとの意見を全体で共有する発表会では、エネルギー問題を考えるキーワードとして、「相互理解」「未来へのやさしさ」「共生」「できることから始めよう」などが挙げられ、「大人があたためてしまった地球をクールにして子どもたちに渡したい」「子どもたちが“やってみたい”と思うようなやり方で省エネに取り組みたい」「エネルギー問題について、親子で学べる場がもっと必要」と、次世代に目を向けた意見が多数発表されました。
 原子力の利用については、「よくわからないので不安」という声がある一方、「こわいからといって排除するのではなく、きちんと知識を持って考えていくことが必要」という意見も出ていました。

 この問題について、六ヶ所村からの参加者が「はじめは原子力について不安や恐怖もあったが、勉強していく中で、爆弾をつくるのとは全然ちがうことがよくわかって安心した。今は胸を張っていられる」と、正しい知識を持つことの大切さや原子力の平和利用について意見を述べると、会場から大きな拍手が起こりました。
 木元さんは、各テーブルから出た意見を一つひとつ丁寧にとりあげ、原子力の平和利用を理解することの大切さや「単に賛成か反対かと対立するのではなく、消費者としてどう使っていくかを共に考えていく必要がある」と話しました。
 また自身の経験から、「合理的にものを見る目を養うこと」「親が無色透明で子どもに接すること」の大切さについて述べ、子育て世代の参加者の共感を得ていました。


◆くじ引きに大興奮!!◆
木元さんから参加者10名に、サイン入り著書「100年後の地球」がプレゼントされました。木元さんがくじを引いて番号を読み上げるたびに、会場からは歓声が起こったり、ため息が聞こえたり…おおいに盛り上がりました。

「100年後の地球」
文・木元教子/絵・谷口周郎
株式会社エネルギーフォーラム刊/定価 1,000円+税

エネルギーを今のまま使い続けると、地球はどうなる…?
地球温暖化の影響が、わかりやすいことばと、やさしいイラストで説明されています。
漢字にはすべてフリガナがついているので、子どもと一緒に読めます。


 最後に、「フォーラム・エネルギーを考える」事務局部長の會田満男さんが「これからも身近なエネルギーを考える会をもっともっと開いていきたい」と挨拶して、閉会しました。

エネルギー勉強会

■講演■
 身のまわりの放射線
講師:東京大学大学院工学系研究科 飯本 武志氏

 「こわい」「あぶない」「いらない」とイメージされることの多い放射線について、温泉や健康グッズなど身近な話題をとりあげながらの明解なお話でした。お金やカレーライスにたとえた「量の概念」についての説明は、だれもが納得のわかりやすさ。「放射線については、量の概念がないので、不安や恐れを感じる」「地震の大きさを示すマグニチュードのように、くり返し聞き、目にすることで、量の概念ができて判断できるようになってくる」との説明に、みんな大きくうなずいていました。
 こんなに笑っていいの?と思うほど楽しい勉強会で、「(放射線について)劇的にイメチェンしたい」と語った飯本さんの目的はじゅうぶんに果たされたようでした。

キッチン会議【The企画エルサーチ】

 昼食に続いて、午後はいよいよエルサーチの出番、「キッチン会議」の始まりです。

■試食タイム■
 この日のメニューは、六ヶ所村「遠田秋月堂」のお菓子3品。参加者は一品ずつ試食して、アンケートに答えていきます。アンケートでは、味についてはもちろんのこと、商品の名称やパッケージのデザイン、自分で購入したいと思うかどうかについてもたずねました。
 今回初めてキッチン会議に参加した方も多く、アンケートに答える間はおしゃべり禁止のルールにちょっととまどいながらも、じっくり考えながら一つひとつ丁寧に書き込んでいました。

◆本日のご試食メニュー◆
「かんらく宝 りんご」(ハーフ)
「うにの里」
「ごま六」

★かんらく宝:スティックタイプのチーズケーキで「かんらく(乾酪)」とはチーズのこと。もちろん県産牛乳のチーズでつくられています。
★うにの里: 餡に六ヶ所村の海でとれる「うに」が入った和菓子です。
★ごま六:県産米・つがるロマンのお餅に、六ヶ所村でとれた黒ごまをたっぷり使っています。

遠田秋月堂
〒039-4301 青森県上北郡六ヶ所村泊村ノ内90
TEL:0175-77-2321/FAX:0175-77-2322

■グループトーク■
 各地のおみやげ品や青森県のイメージ、こんなふうに変わるとよいといったことについて、さまざまな意見が聞かれました。りんご=青森という思いが強いのですが、地域によっては必ずしもそうではないようで、まだまだPRの余地があることもわかりました。
 今回は、県外からの参加者も多かったため、他の地域のみなさんから「青森県」の印象を聞く、貴重な機会となりました。

■クイズ エネルギーと青森の食■
 青森県の食とエネルギー事情を楽しみながら知っていただこうと企画した「エネルギーと青森の食クイズ」は、豪華賞品獲得を目指して、熱い闘い(?)が繰り広げられました。
 正しい答えと説明を聞いて、「初めて知った」と納得したり、「あの賞品がほしかった~」と残念がったり…にぎやかなひとときとなりました。

 ◆あなたは何問わかりますか?◆
1.りんご、にんにく、ながいも、ごぼう。これらはすべて青森県が生産量日本一である。
2.ごぼうは、食物せんいが多いことが知られているが、他にも肌の色が白くなる作用がある。
3.現在、日本の食糧自給率はカロリーペースで約40%、穀物自給率は約30%、青森県の食糧自給率は約114%。それでは、日本のエネルギー自給率は、大豆の自給率と同じ4%である。
4.平成15年度の家計調査によると、青森県民の水道光熱費の家計に占める割合は、全国最低値である。

【正解】1-○、2-×、3-○、4-×

 まとめとして、グループトークとクイズの間に別室で集計したアンケートの結果を蒔苗代表が簡単に報告。回答項目以外にご意見を書き込んでくださった方が多数ありました。厳しいご意見、あたたかい励ましのことば、いずれも心に響くものばかりでした。
 最後に、人のあたたかさやおいしいレストラン、美しい花の見どころなど、六ヶ所村のよさをたっぷりPRして、キッチン会議を終えました。

キッチン会議にご参加くださったみなさん、
貴重なご意見をたくさんいただき、ありがとうございました!

お楽しみ♪
今回のプチ・プレゼントは…

キッチン会議に参加してくださった方全員に、食べられる特殊なインクでエルサーチの名前を印刷したりんごをお持ち帰りいただきました。「わあ、珍しい!!」「青森らしいおみやげができた」と、みなさんに好評でした。

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