• The企画エルサーチ株式会社

2009年のメッセージ集


 2009年の世相を漢字1文字で表す「今年の漢字」が「新」に決まりました。新政権誕生、イチロー選手の新記録、新型インフルエンザなどからだそうです。
 我が家の場合は、次男が結婚し新しい家族が増えました。そして、なんとなんと、今年最後の日にもう1人家族が増える予定です。丑年生まれになるのか寅年生まれになるのか…。ハラハラしながら今年の締めくくりとなりそうです。

 当社の「新」を考えてみますと、社員として新しい仲間が増えたこと、新商品を開発(初めて自社製品を販売)したこと、初めてお弁当レシピを動画でアップしたこと、そしてなんといっても、たくさんの方々との新しい出会いです。
 今年は、一次産品の資源調査で県内いろいろなところを訪問させていただきましたが、素材のよさだけではなく、人のあたたかさもいっぱい感じた1年でした。お忙しい中にも関わらず、丁寧な説明と数々のご親切、本当にありがとうございました。これからもご指導よろしくお願いいたします。

(2009.12.15 エルサーチ副代表 対馬)


 寝つけない時にはベッドで本を読みますが、老眼をかけての読書は最近疲れます。

 先日、夜中3時過ぎにテレビをつけてみました。ただし音量は「ゼロ」です。
 最初の画像は「音楽都市散歩~イタリア」。好きな楽曲がBGMだと字幕でわかり、少しもったいない気もしましたが、消音のまま古代ローマ遺跡などの夏風景が続く美しい番組でした。
 二つ目は「世界の市場」。こちらは街の広場で開催されている市場の露店が紹介されました。初冬のヨーロッパで、クリスマスのキャンドルや飾りはもちろん、食器、チョコレート、お菓子、プレゼント、サンタの衣装などもあり、華やかな市場でした。
 三つ目は「世界遺産100~ヨーロッパの盾・バレッタ」。
 最後は「視点・論点」。この日のテーマは“私たちが失っていくもの”。講師の方を存じ上げなかったため「館長」の肩書きと共に番組を拝見しました。途中、一枚のフリップ(人間の脳の図、その簡単な役割と名称)があり、話の内容を想像しました。お声が聞こえないので、失礼ながら目線、仕草、服装などをつい観察することとなりましたが、視覚的には好印象を受けました。再放送を是非拝聴したいと思います。

 さて、テレビは「動画と音の両方ありき」で制作されているものですから、私の行為は論外です。でも視点を変えて、自身を画像に撮り、消音での姿チェックはプロ講師ではなくても、良いレッスンだとは思いませんか。

(2009.11.15 エルサーチ代表 蒔苗)


 今年は山と里に一度に雪がやってきました。昨日まで鮮やかな紅葉の錦をまとっていた岩木山も、今朝は真っ白な衣装に身を包んでいます。いよいよ冬の到来。ほかほかと湯気を立てる鍋料理がうれしい季節ですね。

 おなかがいっぱいになれば何でも同じと、食事代わりにお菓子やアイスクリームを食べる若い女性、必要な栄養はサプリでとればよいと、カップラーメンをすする中年の大学教授。あるテレビ番組が報じていた食に関心を持たない人たちの姿です。彼らにとって食べることは面倒なこと、無駄なことでしかないようです。食べることが大好きな私には、ショッキングな内容でした。
 「人を良くすると書いて“食”」とよく言われますが、人生そのものを豊かにしてくれるのが食だと私は思っています。食べる喜び、素材と出会う楽しみを日々感じることができ、食を通じて人とのつながりも生まれます。人生80年の時代、もしも1日3回の食事が面倒だと思うなら、それは大変な苦しみでしょう。
 同じ番組で見た、病気のために食事をとれなくなった人の「(食べることは)生きる証」という言葉が胸に残っています。ただ満腹になり栄養がとれればそれでよいというのとは根本的に異なる、人間にとっての食事の意味を考えさせられる言葉でした。

(2009.11.1 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 2016年夏季オリンピックの開催地、日本はどうなるのか、深夜までテレビに釘付けになった方も多かったのではないでしょうか? 残念ながら日本の意気込みは届かず、ブラジルのリオデジャネイロと決定しましたが、なんと15歳の少女が堂々と英語でプレゼンしていたのにはびっくり。一度挫折した英会話ですが、もう一度挑戦しようかな? それにしても、日本がオリンピック招致に使ったお金は150億円とか。う~ん。

 さて、稲刈りが始まり、新米を食べるのが楽しみですが、お米の栄養について考えたことはありますか?
 炭水化物でエネルギーの元ということはよく知られていますが、良質の植物性たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維も多く含まれています。茶碗一杯のご飯の中に、老化防止を防ぐビタミンEがゴマ小さじ8杯分に相当する量が含まれているとか…。ダイエットのためにご飯は食べないという方もいるようですが、逆に女性にはうれしい食べ物なんですよ~。
 青森県のお米といえば「つがるロマン」「まっしぐら」が主ですが、最近「ゆきのはな」という名前も耳にするようになりました。これは青森県が開発した本県の気候にあった低アミノロース米です。さめても硬くなりにくいので、お弁当やおにぎりにぴったりかもしれません。ぜひ一度お試しください。

(2009.10.1 エルサーチ副代表 対馬)


 平成になって21年が経ち、「昭和」は今やレトロな文脈で使われる言葉になりました。流行遅れや古びたものを揶揄して「昭和くさい」というのだとか。時の流れとはいえ、一抹の寂しさも感じます。

 さて、その昭和の「三種の神器」といえば、テレビ・冷蔵庫・洗濯機。高度経済成長とともに一般に普及し、女性の家事労働の負担を軽減したり、家族で楽しめる新しい娯楽となりました。今では、ない生活など想像もできないくらい根づいています。
 そして今、21世紀の三種の神器とは何か、ご存知でしょうか。それは、「水・食料・エネルギー」だそうです。20世紀後半には、これらを大量に消費することで便利で豊かな生活を実現してきました。その反面、地球温暖化や資源の枯渇といった問題を生み、争いの原因にもなっています。
 先日、県内のエネルギー関連施設を見学し、20世紀のキーワードが「便利」だとすれば、21世紀は「安心・安全」だと実感しました。新しい三種の神器を安心・安全に使いこなし、平等に普及させることができるかどうか、未来に続く私たちの知恵が試されています。

(2009.9.1 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 私事ですが、今年の7月に実の姉が亡くなるという悲しい出来事がありました。生前、彼女は「自分のお葬式は身内だけで質素に行ってほしい」と話していたそうですが、いざ予期しないことが現実になってみると、家族はどうしたものかと迷ってしまいます。
 友達の多かった彼女の死をひっそりとさせていいのか、故人の意思は尊重したいけれど、ちゃんとしたお葬式をしたいという家族の思いもあり、様々思い悩むようです。
 近年は「エンディングノート」という言葉を新聞や雑誌でよく見かけますし、書いて準備している方も増えているとか。しかし、たとえ「エンディングノート」があっても、遺志に沿ったお葬式を行うことはなかなか難しいことかもしれませんね。

 さて、今年9月青森冠婚葬祭互助会2番目の葬儀式場として、平安閣アネックスがオープンします。そのオープニングイベントでは「模擬音楽葬」(エルサーチ担当)を実施します。映画「おくりびと」でのチェロの音色が記憶に新しいところですが、今回はヴィオラとピアノの生演奏で故人を送るという音楽葬です。
 よろしかったら、自分らしいお葬式のヒントを探しに…、生演奏をお楽しみに…、お気軽にお越しください。

(2009.8.15 エルサーチ副代表 対馬)


 クイズです。下記の料理に共通している商品を当ててください。
 アイスクリーム、かき氷、流しそうめん、スパゲティー、パン、プリン、のり巻き、サンドイッチ、ドーナッツ、クレープ、そば、生キャラメル、餃子。

 答えは「これらの料理を作るためのおもちゃが発売されている料理」です。今や「クッキングトイ」という総称で呼ばれ、現在の多彩なレパートリーには本当に驚きました。これらおもちゃによって、子どもたちが楽しく安全にお料理体験ができることはとてもよいことです。将来の食生活が豊かになるために、これらの体験が大切な役割を果たしてくれることを期待しています。
(でも、クッキングトイを利用しているのは大人たちという話も…)

 ところで、私が影響を受けた料理体験は「ままごと」です。材料にする雑草は空き地に様々あって、時には植物の根まで掘ったり、食器は果物の梱包材と新聞紙で作ったり…。いろいろな工夫を考えることが大好きでした。おままごとの料理づくりから私が実感したことは「考えることは楽しいこと」「料理づくりは楽しいもの」ということだったような気がします。
 今、様々な企画を考えることが好きで多少得意だと言える私の原点は、もしかしてここにあるのかも知れません。
 近頃の子どもたちはどんなおままごとをしているのでしょうか。

(2009.8.1 エルサーチ代表 蒔苗)


 青森は、18日からすごい雨となりました。皆様のところはいかがだったでしょうか。被害の出ているところもあるようですが、我が家も、家の後ろの小さな堰が氾濫しそうでドキドキしました。せっかくの三連休なのに計画を断念した方も多かったのでは…。ここ2、3年、青森の梅雨明けは8月に入ってからなので、まだまだ雨のお天気は続きそうです。

 さて、梅雨といえば思い浮かぶ「紫陽花」の花、原産地が日本だということはご存知でしょうか? 花の色は土壌が酸性だと青色、アルカリ性だと赤色になるのだそうですが、日本は酸性土壌が多く、青色が多いとか。
 私は紫陽花の花が大好きなのですが、花言葉は「移り気・高慢」。「ええっ? そんな…私は違う」とつい独り言を言ってしまいました(笑)。
 咲き始めから次々に花の色が変わっていくことからきた花言葉らしいのですが、ちなみに、フランスでは「元気な女性」というそうで、これなら私も納得です。この言葉を胸に、雨にも風にも夏バテにも負けず、今年の後半もがんばります!

※紫陽花の葉は毒がありますので食べないでくださいね。時々お料理の飾りとして使われることがあります。青じそに似ているので気をつけてください。

(2009.7.15 エルサーチ副代表 対馬)


 小さいながらも経営者となった私は、最近、起業家特典を二つ実感しています。
 一つは、人との出会いのチャンスを自分で選ぶことができる特典です。もう一つは、仕事を自らでコントロールできる環境にあるという特典です。

 あるホテルの女将さんが「海外の親戚のところに遊びに出かけたいけれども、留守中、会社を任せられる人がいなくてね~」と話していました。経営者は24時間仕事が頭から離れないという宿命は確かに私にもありますが、それでも家族の看病や介護が必要となった時、任せられる仕事のパートナーがいたら、一定量の仕事は自分で調整することができます。弊社は対馬とふたりでこれまでも経営してきましたから、安心して少し長めの旅にも看病にも時間を割くことが出来ます。有難いことです。

 ところで、先日、休みを取り看病していた私は、回復してきた家族とゆっくり思い出話ができました。話題は食卓を囲んだ時のエピソードがほとんどでした。何故か特別な日のお食事会の話ではなく、普段の夕飯のおかずや夕飯での家族の失敗ネタがたくさん。意外な真相を聞けたりして、あっという間の楽しい時間でした。
 幸せな思い出シーンには「食べもの」や「食卓」が欠かせないのは不思議なことですね。

 さて、いつか私が看病されるようになったら、家族と盛り上がる話題は何になるでしょうか。楽しみです。

(2009.7.1 エルサーチ代表 蒔苗)


 今年も青森映画祭の時期がやってきました。
6月20日を皮切りに、7月26日まで県内あちこちで懐かしい映画、話題の新作が上映されます。映画好きな方にはとても待ち遠しかったのではないでしょうか?
 という私も映画は大好き! 小さい頃は大人数の中にいるのが息苦しくいやでしたが、最近はよほどのことがない限り満員状態に出会うことがなくなり、とても快適に鑑賞できます。それだけ映画ファンが少なくなったのか、DVDの普及で自宅でゆっくり観る人が多くなったのか、「劇場で観る派」の私は、嬉しさと寂しさが入り混じり複雑な心境です。

 さて、今年は太宰治生誕100年。県内でもいろいろなイベントが企画されていますが、映画祭も太宰にちなみ、42年前に上映された「斜陽の面影」(吉永小百合演)を上映するそうです。新作では「斜陽(佐藤江梨子主演)」が公開中、「ヴィヨンの妻(松たか子主演)」が10月に公開となる予定ですが、県内ロケ作品を見て、今の青森と昔の青森を比べてみるのも楽しいかも知れませんね。
 その他に、青森県を舞台にした映画、松山ケンイチ主演の「ウルトラミラクルラブストーリー」も全国で公開中です。
 皆さんも、ぜひ劇場に足を運んでみてください。大画面で観る映画はやはり迫力が違いますよ!

(2009.6.15 エルサーチ副代表 対馬)


 ETCによる割引制度で、週末の高速道路はずいぶん賑わっているようです。みなさんは、どこかへお出かけになりましたか?
 私は連休を利用し、今や貴重なブルートレインで関東方面に出かけてきました。飛行機や新幹線の何倍も時間がかかりますが、その分車窓の景色をじっくりと楽しむことができました。山の中で眠りにつき、目覚めると目の前には海!!…なんて、列車の旅ならではの贅沢です。
 名所旧跡を訪ねたり、おいしいものを食べたり、ゆったりと温泉につかったり、旅の楽しみはいろいろありますが、土地の景色も旅のご馳走の1つ。地元の人には見慣れた風景でも、初めて訪れる人の目には新鮮で、たくさんの驚きや発見があるものです。
 時には旅人の目で眺めてみると、身近に思いがけない風景が広がっているかもしれません。
 さて、エルサーチではこのたび3人の新入社員を迎えました。

 新たな視点を加え、皆様にはこれまでとはちがった景色もご覧いただけるようになるのでは、と思っています。どうぞご期待ください

(2009.5.10 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 黄色い帽子をかぶったピカピカの1年生が我が家の前を通りかかりました。
 「おはよう!」と声をかけると、「おはよう!」と元気な声。水仙の花を見て、「おばちゃん、私の家にも水仙咲いてるよ」…なんとなくうれしい気分となりました。
 声をかけてくれた女の子の背中には水色のランドセル、何年か前は、黒と赤しかなかったランドセルですが、今はもとてもカラフルになり自分の好きな色を選べるようになりました。うちの息子だったら何色を選んだかしら~と想像してみたひとときでした。

 さて、今年は、青森県が生んだ作家「太宰治」が生誕100年を迎えます。県内でもいろいろなイベントが企画されていますが、今日のニュースには100年にちなみ、「太宰100アイテム展」の企画が出ていました。なんと書籍だけでも50種類もあるそうです。ユニークなのは、太宰治が生前着ていたマントと同タイプのマントの貸し出しです。これを着て町中を散歩する…まさに太宰治の気分になれること間違いなし!(90分の貸し出しで500円)
 どうぞ、この機会に、太宰治が生まれ育った青森・津軽を旅してみませんか?

(2009.4.15 エルサーチ副代表 対馬)


 アスパラガスと言えば、多くの日本人は緑色を思い浮かべますが、ヨーロッパではホワイトアスパラガスが主流になっていることはご存知でしょうか。

 昨年、青森県は雹(ひょう)により農作物、特に林檎には大きな被害がありましたが、16世紀、イタリアのある村も雹による被害に遭い、しかも農作物がまったく取れなくなってしまったそうです。そこで農民たちが食べるものを探して必死に土を掘って見つけたものが、白いアスパラガスでした。食べてみると香りも高く甘くておいしかったことから、その後、ホワイトアスパラガスはヨーロッパ全土で作付けされるようになりました。
 ヨーロッパでは春を告げる大切な野菜として、4月になると「アスパラガス前線」のことがニュースの話題にも上ります。また、フランスでは「マドモアゼルの指先」とも呼ばれ、穂先は特に大切に扱われて料理されています。
 さて、ホワイトとグリーンの気になる栄養面ですが、陽にあたって育ったグリーンアスパラガスに軍配があがるようです。
 近年、日本でもその香りと風味を好む方々が増えてきたのか、ホワイトアスパラガスはシェフたちに人気が高い食材の一つだそうですよ。

(2009.4.1 エルサーチ代表 蒔苗)


 光が明るく、柔らかくなってきました。雪解けが進み、弘前公園では桜の剪定が始まりました。春への思いがふくらむ時期ですね。

 オスカー受賞の快挙を果たした映画「おくりびと」の大ブームで、映画館は、近年にない混雑ぶりです。観客が一体となって泣いたり笑ったり…物語、映像や音楽といった映画そのものの素晴らしさを楽しむのはもちろんですが、映画館で映画を観ることの楽しさを久しぶりに思い出した方も多いのではないでしょうか。
 「おくりびと」の英語タイトルは「Departures」(旅立ち)。見送る側を表す日本語タイトルとの対比が面白いですね。誰でも「おくりびと」であり、いつかは「おくられびと」になることが2つのタイトルにも現れているようです。
 Departureには、「新たな出発」という意味も。春は、さまざまな「出発」の季節でもあります。新しい旅路の向こうに、よりよい出会いがありますように。

(2009.3.10 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 例年だと、まだまだ雪がいっぱいの青森なのですが、今年は道路ばかりか、田んぼですら雪がなくなってしまいました。津軽の名物「地吹雪ツアー」も、地吹雪の体験ができないばかりか雪原トレッキングもできない状態で、訪れたお客様もがっかりの様子です。
 と、ここまで書いたら、私の声が聞こえたのか、久しぶりに猛吹雪となりました。やはり2月の天気は健在だったようですが、このお天気の反乱も1日もつかどうか…。

 さて、20年前から観光として取り入れた「地吹雪ツアー」ですが、その当時(20年前)地吹雪研究の第一人者である方が言っていたそうです。「地吹雪はあと20年ぐらいしか吹かないかも知れない。このまま温暖化が続けば、100年もすれば津軽にも雪がなくなり、青森の人は北海道にスキーをしに行くことになるかも~」と。その20年が過ぎました。まさに津軽では吹雪かない日が多くなりました。
 雪が少ないということは農業用水の不足で農作物の収穫にも影響が出てきます。
 地球温暖化は本当に大きな問題です。

※地吹雪のメカニズム:さらさらした雪が降ったときに、風速7、8メートルの北西からの強風が吹くと地面に積もった雪が下から舞い上がる状態。1メートル先が見えなくなることもあります。

(2009.2.15 エルサーチ副代表 対馬)


 この冬は雪が少なく、比較的過ごしやすい日が続いています。このまま春になってほしいという思いと、それは虫がよすぎるだろうという思いが重なったまま、まもなく立春を迎えようとしています。

 海の向こうでは新大統領が誕生しましたが、その言葉は海を渡り、日本の書店でも演説集の売上げを伸ばしているそうです。派遣切りや雇用調整といった冷たい言葉が行きかう中で、単なる文字や音の羅列でない、血の通った言葉が強く求められているのでしょう。
 エルサーチのホームページも、毎日多くの方が訪れてくださっています。「ブログで紹介されているのを見て」「検索で」「友人の紹介で」など、きっかけはさまざまですが、どれも“言葉”でつながったご縁です。たった1つのキーワードから、思いがけないつながりが生まれるインターネットの力も実感します。
 言葉が本当に力を発揮するのは、真実を伝えているとき、そして、実行に移されたとき。ホームページ担当としては、みなさんに、力のある言葉が伝えられるようがんばらなくては…と思いを新たにしています。

(2009.2.1 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 「あけましておめでとう」と言って迎えた新年も、あっという間に2週間が過ぎてしまいました。今年はどんな1年になるのやら…早くこの不況が終わってほしいものですね。

 さて、1月20日は大寒、1年のうちで最も寒さがきびしくなるころといわれています。年間最低気温を観測するのもこの頃だそうです。
 その大寒の日に生まれた卵を食べると「健康に暮らせる」と言われています。また、風水では、この日(大寒)に生まれた卵を食べると「金運が上昇する」とも言われているそうですよ。今年はみんなで大寒卵を食べて、縁起をかつぎましょう!! 私は前日までは覚えているのですが、その日になるとつい忘れてしまうという、なんともボケが続いてますが、今年こそはちゃんと食べなくっちゃ!
 ちなみに、大寒は2月の節分までを言うのだそうですが、こちら青森は節分を過ぎても暦だけが立春で、まだまだ冬将軍が続きます。弘前城雪燈籠まつり、十和田湖冬物語、八戸えんぶりなど、2月に入ってからの冬イベントもたくさんありますので、どうぞ時間を見つけておいでください。

(2009.1.15 エルサーチ副代表 対馬)


あけましておめでとうございます
 今年も幸多き一年となりますように。
 本年も宜しくお願いいたします。

 数年前から「自分へのご褒美」という言葉がよく使われるようになりましたが、あなたは自分へのご褒美をしたことがありますか?
 苦手なことや難しいことを頑張った人、成果を上げた人にご褒美をあげることは当然なことですが、「自身を評価して身銭を切ったご褒美」は、少し抵抗があるとか…。(分不相応な)贅沢は罪悪だと教えられた多く日本人が持っている後ろめたさを、体裁良く言い訳させる言葉だという人もいます。自分より家族優先で生きてきた人にとっては、自分や周りの人を納得させる言い訳だとしても、この言葉は活きてきました。
 しかし、本当は贅沢消費をさせたい企業等の戦略というのが正解ではないかなと、私は思っています。昨年後半からの急激な経済や雇用悪化にも消えることなく、雑誌やTVショッピング等では超高級温泉旅館への宿泊やジュエリー購入などにこの言葉が今も使われていました。おそらく職場に残れた方々にも厳しい勤務環境があり、ご褒美が必要だということなのでしょう。

 耳を澄ますと、年末年始の忙しさを過ごした多くの方々、特に女性たちは「一人ゆっくりのんびり過ごす時間が欲しい!」と、今はこれが一番のご褒美だという声も聞こえてきます。
 さて、あなたは今年、誰にご褒美をあげたいですか

(2009.1.1 エルサーチ代表 蒔苗)


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