青森県農林水産部総合販売戦略課の委託事業
●● 第2回・青森県産品の消費者モニター会議 ●●
■日 時:2009年11月26日(木)
Aグループ:10:00~12:30
Bグループ:13:30~16:00
■会 場:アピオあおもり(青森市)
第1回モニター会議(青森県の消費者/首都圏の消費者)や
アドバイザーの意見を参考に改良された商品を対象に、第2回モニター会議を行ないました。
さて、改良された商品の評価は…? 当日の様子を紹介します。
改良された商品たちと再会
第1回と同様、午前と午後の2グループに分かれ、それぞれ5つの商品について試食し、意見を出していただきました。
午前中は「食の安全・健康・エコ」をキーワードとするAグループ、午後は「地域特産品・旅行・おみやげ」をキーワードとするBグループの会議。どちらも前回とほぼ同じメンバー5名が集まってくださいました。
顔を合わせるのは2回目ということで、最初から打ち解けた雰囲気で始まりました。
■■ 「どんなふうに変わっているかな」
第1回のモニター会議後、改良された商品と再会したモニターのみなさん。「どんなふうに変わっているかな」「私の意見は取り入れられたかしら」と、ちょっぴりワクワク、ドキドキしている様子でした。
とはいえ、商品を見る目は真剣そのもの。パッケージや表示の内容・表現など、前回の商品と比較しながら、細かい点までしっかりチェック。
ひとくち試食して、思わず感想が飛び出しそうになる口を押さえて、アンケートに記入するみなさんの表情には、さまざまな思いが浮かんでいました。
■■ 厳しい意見は、愛情の現れ
トークタイムでは、賑やかに意見がやりとりされました。
前回の商品と比較して、「ここが良くなった」「この部分を工夫すると、もっと良くなるはず」と、率直な意見がたくさん出ました。
時には厳しい意見も出ましたが、それも商品への愛情の現れ。「せっかく良い商品なのに、その価値が伝わっていない」という残念な思いが、厳しい声となっているようでした。
改良された点は高く評価される一方、改良が感じられない商品には手厳しいみなさん。企業側の姿勢や意気込みは、商品を通して消費者にしっかり伝わっていると実感しました。
■■ 商品を見る目が変わった!!
アンケートの記述部分にも、欄外にはみ出すほどぎっしりと意見を書いてくださいました。
「モニター会議に参加して、買い物をしていても商品を見る目がちがってきた」と1人が言うと、「私も旅行に行くと、おみやげのパッケージが気になって気になって」。それを聞いて「わかるわかる」とうなずくみなさん。
「出かけた先で自分の関わった商品を見かけると、うれしくなる」という声も。
モニター会議を通じて、商品がよりよく生まれ変わるとともに、消費者としてのみなさんの意識にも大きな変化があったようです。会議でのみなさんのご意見を聞きながら、商品と消費者はお互いに育て合う関係でもあるのだと思いました。
みなさん、お疲れさまでした。そして、これからも長い目で商品を見守り、育てていってください。よろしくお願いします!!
たくさんのご意見をいただいた商品たちは、さらに改良されて本格的なデビューに備えます。
店頭に並ぶ日が待ち遠しいですね。
[取材日:2009年11月26日/ヤマモト]