• The企画エルサーチ株式会社

2010年のメッセージ集


 早いもので、今年も残すところ半月あまり。年賀状の準備に大掃除…毎年のことながら、手順よく片付けている人を見るとうらやましく、既に反省しきりです。
 12月4日、東北新幹線が全線開業しました。開業日の街頭インタビューで心に残ったのは、「自分も乗ってみたいけど、まずは遠くからたくさんの人に青森に来てほしい」という答え。ぜひ足を運んで青森の良さを知ってほしい…多くの人がそんな思いで新幹線開業の日を迎えたのではないかと思います。
 同じ日、青森駅近くに青森のおいしいものをいっぱいに詰め込んだ「A-FACTORY」がオープンし、こちらもたくさんの人で賑わいました。
 エルサーチがお手伝いする1階の「フードマルシェ」では、県内各地の特産品を集めて販売していますが、県外の方ばかりでなく、地元のお客さまもたくさん来てくださっているようです。新幹線開業は、地元の人にとっても青森のよいところを改めて知るきっかけになっていると感じます。これも、開業効果の1つですね。

 年末には、たくさんの帰省客を迎えます。人の行き来とともに、青森のよいところが新幹線に乗って遠くまで運ばれ、また、たくさんの人を連れてきてくれますように。

(2010.12.13 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 先週、老眼に対応したコンタクトレンズの使用について、眼科医に相談してきました。そして今、お試し用のコンタクトレンズを一日のうち数時間使っています。これが実に快適! ただし、レンズを入れる際にまだ手間取るため、朝は苦戦しています。
 物がよく見えるようになり、物のアラ、つまり欠点もよく目につきます。また、仕事ははかどりますが、つい余計な仕事(雑務)が気になって仕方がありません。良いこととそうでないことは対になっているものだと、つくづく思い知らされています。
 さて、実は、12月4日、現青森駅前にオープンする複合施設「A-FACTORY」1階の県産食材を提供する市場「Food Marche(フード・マルシェ)」の運営を弊社がお手伝いします。県外の皆様に、青森の良さを心に刻み旅を楽しんでいただけるように、私たちも頑張ります。
 そう言えば、今年は一年中「異常気象」という言葉を聞きましたが、今期の降雪量はどうなるのでしょうか。1カ月後の東北新幹線全線開通日の天気がとても気になります。弊社にとっても、ワクワク、ドキドキの12月4日です。
 店舗に関する情報は、後日このHPでもご案内しますので、是非どうぞご来店ください。私たちがお待ちしております。

(2010.11.1 エルサーチ代表 蒔苗)


 街路樹のナナカマドが色づきはじめ、秋の深まりを感じるようになりました。猛暑の裏返しで冬の訪れが早く、寒さも厳しいとの予想もありますが、どうか外れますように。

 イチロー選手が大リーグ10年連続200本安打の大記録を樹立。先夜、テレビ番組で今季の200本を一挙に見て、巧みな安打と優れた守備力に改めて感嘆しました。
  イチロー選手は日常生活ではなるべく階段を避けるなど、故障の予防に細心の注意を払っているのだそうですが、フィールドではフェンスに体当たりしたり、滑りこんだり、他の選手以上に果敢なプレーが目立ちます。徹底したプロ意識に裏づけられた「見せない努力」が観客を沸かせるプレーを生んでいます。日米通算3500本安打の裏側には1000三振という記録も。偉業の陰にある計り知れない苦労をしのばせる数字です。
 こんなすごい選手がいるのにチームは低迷。野球はフィールドに立つ9人全員の力が必要なスポーツなのだと改めて思い知らされます。
 エルサーチにも新しいスタッフが加わり、ますます賑やかになりました。これからも1つのチームとして、みんなでがんばります。みなさま、応援よろしくお願いします!!

(2010.10.1 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 お盆を過ぎれば涼しくなる…という北国のジンクス?ですが、青森といえども、今年ばかりは当てはまらず長~い残暑が続いています。
クーラーが苦手な私は、保冷剤を厚めのタオルで巻き枕にし、寝苦しい夜をしのいでいますが、これが案外気持ちがいいのです!皆さんも一度お試しください。それにしてもいつまでこの暑さは続くのでしょうね…。
昨年も「記録的に暑かった夏」と記憶していますが、1年にして更新となってしまいました。はてさて、鬼に笑われますが、来年はどうなるのか気になるところです。

 さて、今年の首都圏での料理教室は、10月に「Switch! Station 自由が丘」での開催となります。今回は、十三湖の大和シジミや八戸産のサバを使ったお料理など数点を考えておりますが、すでに定員40名をオーバーし、抽選となりますが、まだまだチャンスはあります。興味のある方はぜひご応募くださいね。
 また、「海の幸・山の幸」「陸の幸・川の幸」?等、たくさんの「幸せ」という名の味覚を楽しめる青森県、12月4日には東北新幹線新全線開業となり、東京からは3時間20分の所要時間で来ることができます。県内ははもちろん、首都圏でもいろいろなイベントを予定していますので、ぜひ足をお運びくださいね。

(2010.9.1 エルサーチ副代表 対馬)


 ねぶた祭の囃子が街中に流れる季節となりました。
東北新幹線全線開通を12月に控え、現青森駅前ではバスターミナルが整備されるなど、着々とおもてなしの体制づくりが進められてきています。

 さて、少し前の話題です。ニューヨークの青空の下、60台のピアノを弾こう!というようなイベントがありました。街のあちらこちらの小さな公園や空き地などに置かれたピアノを誰でも好きな人が好きな曲を弾くということでした。そこを通る人たちが聞き入るもの、聞かないのも、もちろん自由。私はなんて素敵なアイディアなのだろうと思いました。弾く側も聴く側にとっても、癒させる空間がそこに生まれているのでしょう。
 また、パリの街はあちらこちらにメリーゴーランドがあります。冬でも家族連れが遊んでいます。結婚式を終えたカップルがウェディング姿でも訪れます。メリーゴーランドの周りにあるベンチで見守る大人にとっても子供時代を思い出し癒される空間なのではないでしょうか。

 県外の方々に大切な癒される場所として青森を思い出してもらえるよう、私たちは今後も活動していきたいと思います。

(2010.8.1 エルサーチ代表 蒔苗)


 南アフリカで開催中のサッカーW杯。日本代表が決勝トーナメント進出を決め、俄然盛り上がってきました。寝不足の目をこすりながら出勤された方も多いのでは!?
 各国の試合を見ていると、世界のトップ選手たちの見事な個人技はもちろん、応援やプレーのスタイルにもお国柄が現れているようで興味は尽きません。

 お国柄といえば、テレビ番組をきっかけに「県民性」が注目されています。これが常識!? これが通用しないの!?という、地域の内外、双方の驚きがヒットの理由なのでしょう。血液型と同じで、一律に考えるのには少々無理もありますが、気候風土から生まれる共通の気質は確かにあると感じます。
 県民性は、長い長い時間を経て醸し出された、その地域独自の「旨味」。方言をはじめ、食べもの、生活習慣、考え方…などが複雑に重なり合う「味」です。5カ月余り後に迫った新幹線開業をきっかけに、とっつきにくいようでも、広く深く、一度知ればヤミツキになる青森の旨味を、粘り強い県民性でじっくりと伝えていければ最高です。
 百聞は一見にしかず。テレビで知った驚きを、今度はぜひ足を運んで体感してみてください!!

(2010.6.1 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 昨日の夜、車を走らせていたら空にとても素敵な光景をみました。
これぞ三日月というようなきれいな形の月の上に星が1つ、しかもその星だけがくっきりとキラキラ輝き、まるで絵本に出てくるような景色でした。写真を撮ろうにも車の流れがスムーズ過ぎて止まるタイミングを逃してしまいましたが、こんな光景、本当にあったんですね!感激でした!

今年は天候が不順で寒かったり暑かったり…。私は寒さに弱いので「夏よ、早く来い」の気分ですが、弊社の蒔苗は全く逆。私の近くにエアコンがあるので、そろそろ席替えをしようと言われていますが、まだ暖房が必要な時もあるかも…と私はいまだ居座っています(笑)。
 ところで「寒がり」と「暑がり」の違いについて、ちょっと調べてみました。
 人は生まれたときはみんな同じような数の汗腺を持っているそうですが、3歳までにさらされた気温が高ければ高いほど機能する汗腺の数が多くなり、その発達は固定されてしまうそうです。つまり、3歳までに機能するようにプログラムされた汗腺が、その人の終生の汗腺となるのだそうです。逆に寒さに対する感覚は、生まれて数週間でプログラムされるそうです。
 赤ちゃんには暑いからといってエアコンをかけるのではなく、暑いときは水分をたくさんとらせて汗腺の発達を促すことが、お金では買えない赤ちゃんの生涯の財産となるとか…。

 我が家に4カ月の孫がいますが、あと2年8カ月が勝負ですね!

(2010.5.15 エルサーチ副代表 対馬)


 新年度を迎え、早2週間以上たってしまいました。
不順なお天気の影響で、桜の開花時期がどうなるのか気になるところですが、ゴールデンウィークに近づいた日程となることを願っています。

 もう20年以上前のことですが、弘前城の桜舞い散るお堀を仲間たちとボートに乗ったことがありました。少し強い風が吹き、向かえ側に座っている友人の髪や頬に花びらが降り注ぎ、薄いピンクの花びらをまとったような彼女の姿はとてもきれいでした。その美しさは今でも忘れられません。もし、私が男性だったら、きっと彼女に恋をしたでしょう。黒髪と黒い瞳の日本人には、桜の花は特によく似合いますよね。舞い散る桜と一緒に写真を撮る…思い浮かべただけで風情を感じます。

 さて、エルサーチでは今年もいろいろな企画を計画しています。「青森県の素材を使った料理教室」はもちろん、「お弁当づくりの動画」や「カシス収穫ボランティア」、フランスの食文化を学びながら「そばクレープづくり」なども開催予定です。
 また、昨年から販売した「やわらかドライブルーベリー」商品の他に、ブルーベリーをたっぷり使った米粉パンを新たに販売予定です。詳細については後ほどHPで紹介しますので、もう少しお待ちくださいね。どうぞお楽しみに!

(2010.4.15 エルサーチ代表 蒔苗)


 日ざしの明るさに、春の訪れを感じるようになりました。「光の春」というそうです。ウキウキしてくるような素敵な響き、大好きなことばです。

 2月後半は冬季五輪、世界中の選手の活躍に沸きました。競技はもちろんですが、馴染みのない国や地域にふれたり、ふだん見る機会の少ない競技をじっくり観戦したりできるのは、オリンピックならではの楽しみです。
 冬季五輪には、今はスポーツでも、昔は生活と密着した行動だったのだろうと感じられる種目が多く、各国の歴史や暮らしの文化が背景に色濃く感じられます。アルプスの急斜面を滑降していたのだろうか、とか、広い雪原をスキーで横断していたのかな…など想像が広がり、もっとその土地や競技について知りたくなります。選手個人についても同様で、少々過熱気味の面もありますが、ドラマチックに伝えられる選手に世間の注目が集まっていました。
 感じとれる背景が豊かであるほど、実際に目にしている物事への興味も深まり、より楽しむことができます。それは、商品づくりも同じこと。モノだけでなく、その背景にあるものをどれだけ伝えることができるか…お客様に楽しんでいただくため、そして商品の良さを伝えるために大切なことを再認識したオリンピックでした。

(2010.3.1 エルサーチスタッフ ヤマモト)


 毎年開催している「青森の素材を使った料理教室」、今年度も無事終了しました。今回は青森の「冬の野菜」をテーマに2日間開催しましたが、各日22名の定員に100名を超える応募があり、びっくり。青森素材の人気にうれしい悲鳴でした。
 
 青森県の食料自給率は118%で全国4位。しかし、冬の県産野菜の割合は20~40%と低いため、青森県では温泉熱や雪、寒さを自然のエネルギーとして活かす「冬の農業」に取り組んでいます。
 冬は病虫害が少ないため、ほとんどが無農薬栽培。その上、野菜自身が凍らないように体内の水分を糖にかえるため、甘みが増しビタミンなどの栄養価も高まります。また、温泉熱、太陽光、地中熱、風力などを利用しているので地球環境にもやさしい農業です。寒い冬も逆手に取るとクリーンエネルギーを活用した資源循環型農業となりますよね。
 夏に比べて収穫までの日数がかかりますが、冬にしか味わえない旨みと甘み、そして栄養も愛情もたっぷりの野菜たち。料理教室に参加した皆さんには、そんな冬の野菜をたっぷり味わっていただきました。お買い物に行ったとき、青森県産野菜を見つけたら、ぜひ手を伸ばして味わってみてくださいね!
 さて、今回の料理教室のために、たくさんの生産者の方にご協力いただきました。よい状態で参加者の手元に届くようにと包装を頑丈にしてくださったり、100個近い野菜の大きさをそろえてくだったり、レシピ考案用に無料提供してくださったり…野菜への愛情はもちろん、私たちにも愛情を注いでいただきました。本当に感謝の思いでいっぱいです。
 皆さまの愛情のこもった野菜を、しっかりと消費者にお伝えしながら、これからも応援させていただきます!

(2010.2.1 エルサーチ副代表 対馬)


あけましておめでとうございます
今年も幸多き年となりますように。

 十二支は年を動物になぞらえて表すものですが、もともとは1年の12カ月に当てはめられ、植物の種子が芽吹き、育ち、実って、再び種子に戻る様子を示していたのだそうです。子は種子、丑は芽吹き、寅はその芽が伸びていく様子を表すのだとか。
  昨年、新たな一歩を踏み出した我が社も今年の干支=寅にあやかって、さらに成長を続ける年としたいものです。千里を駆ける虎のように…とはいきませんが、一歩一歩着実に歩んでいきたいと思っています。

 千里を駆けるといえば、今年はいよいよ新幹線が青森にやってきます。たくさん来てくださるであろうお客様に「青森」をどのように感じていただくか、準備も最終段階。自分たちのよい点・至らぬ点を見つめ直す、またとないチャンスだと考えています。
 自分が旅先にどんなことを期待しているか、よい思い出として心に残っているのは何かを思い返してみると、私が期待するのは、やっぱり美味しいもの。そして、ありのままの土地の空気にふれることでしょうか。
 みなさんは何を求めて「青森」を訪れてくださるのでしょう。新しい出会い、よい出会いがたくさんありますように。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(2010.1.1 エルサーチ代表 蒔苗)


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