• The企画エルサーチ株式会社

●● 第5回「シードル&トマトジュース飲み比べ講座」●●

■日 時:2011年7月14日(木)
11:00~13:00
■会 場:A-FACTORY  2階
 (青森市柳川)


今年で5回目を迎えたエルサーチの食塾。
今回は、青森市にあるA-FACTORYにて「 青森シードル」が作られるまでの行程見学と、
弘前市のまごころ農場で作っているミニトマトを原料に使用した「トマトジュース」の
飲み比べ講座を行いました。当日の様子をレポートします。

「ミニトマト」を食べ比べ飲み比べ

■■ 個性豊かなミニトマト

 ミニトマトの生産を行っているのは、弘前市の「まごころ農場」さんです。栽培しているトマトの数は20数種類。その中で、私たちが試食をしたのは、「グリーンゼブラ」「ピッコラカナリア」「グリーングレープ」「チョコレートチェリー」「イエローミミ」「千果」の6種類。まずは、カラフルなトマトたちを一つひとつまごころ農場の池内さんに説明していただきながら試食しました。

 甘味が強かったり、酸味が強かったり・・・それぞれに味の違いがあり、楽しみながら食べることができました。中でも、珍しい品種として紹介していただいたのは、「グリーンゼブラ」。名前のとおり緑色の表面に、白いしま模様が入っています。(写真:カットした緑のトマト)

 食べてみると、しっかりとした歯応えがあり、トマトというよりは何か歯応えのよいフルーツを食べているような感じがしました。殆どが、レストランや関西方面に流通出荷されているため、あまり県内では流通していないそうです。
参加者の皆さんは、食べ方や価格についてなど、興味深げに質問をし、関心を寄せていました。

■■ ジュースの飲み比べ

 ジュースの種類は、「イエロー」「グリーン」「オレンジ」「ブラック」の4種類。何種類も栽培しているトマトの中で、似た系統の色合いのものを混ぜ合わせて作っており、無塩・無着色であることが大きな特徴です。

 早速試飲。「見た目がかぼちゃのように見える」「フルーツのような味がする」「ラベルがかわいい」など、皆さんから様々な感想が聞こえてきました。口の中に残る味が甘かったり、酸味があったり、色合いによりそれぞれの個性の違いをはっきりと感じることができました。

シードル工場の見学とシードル飲み比べ

■■ シードルの製造過程

 「青森シードル」は大きく分けると、ノンアルコールとアルコールの2種類であり、ノンアルコールの商品は「ジョナゴールド」のみを100%使用して製造しており、アルコール入りの商品は「サンフジ」と「ジョナゴールド」をMIXして作っているそうです。

 まず、洗果したりんごをベルトコンベアーで運び、カッターの付いた機械で切ります。その後、圧縮機で搾汁し、果肉と果汁に分けます。搾汁したりんご果汁をポンプでタンクに送り、タンク内にあるりんご果汁に酵母を加え、シードルのできあがりです。

 できあがったシードルは、ビンに充填し、王冠のキャップで蓋をします。その後、シードルの入ったビンを加熱処理し、ラベルや飾り用のキャップをして、初めて店頭に並ぶ商品の完成です。
工場見学を終えた直後にシードル(ノンアルコールタイプ)を飲ませていただきました。作業行程を聞いた後に工場内で飲むシードルは、また格段と美味しく感じました。

■■ 自分の好みを求めて

 早速、設置されているシードルのサーバーから好みのものを求めて飲み比べしてみることに。A-FACTORYでは、常時数種類のシードルを飲み比べできるコーナー(有料)を用意しており、どなたでも気軽に利用することができます。参加者の方々も好みのものを求めて、味の違いを楽しんでいました。

ランチタイム

 A-FACTORY内の飲食店より1品ずつ料理を提供していただきました。普段は、組合わせて食べることはできないのですが、この日は特別に作っていただき、パンやガレットなど、様々なジャンルのお料理を食べることができました。

美味しいお料理を目の前にし、すっかり皆さん打ち解けた様子で、会話に花が咲き、楽しんでいた様子でした。
 御協力いただいた店舗の皆さん、ありがとうございました。

[取材日:2011年7月14日/赤川]

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