下北ブランド
設立10周年記念
試 食 会
■日 時:2011年11月9日(水)
16:00~18:00
■会 場:むつグランドホテル 孔雀
設立10周年を記念し過去に認証を受けた
数々の商品の試食会が開催されました。
当日の様子をレポートします。
下北ブランドについて
平成13年に下北ブランド開発推進協議会が設立され、平成15年には下北地域(横浜町、六ケ所村を含む)で生産された農林水産物及びその加工品について、協議会が設定した厳しい認証基準に適合する優れた製品を「下北ブランド」と認証する制度をスタートさせました。これは地場産品のブランド化を進め地域活性化に繋がることを目的としています。
現在では46品目の認証基準がつくられ、うち27品目62商品が下北ブランド産品として認証されています。
会場内
試食会会場は30名程の参加者が既におり、スーツを着た年配の男性が多く見られました。中には取材と思われるテレビ局の方もカメラを持って会場内を撮影していました。広い会場内にコの字型にテーブルが配置され、スタッフの方が「ゆっくり前にお進みください」と紙皿と割り箸を手渡してくれました。
見回すと数々の商品が一口ずつ用意されており、今年6月に新たに認証された「ほたてドレッシング」も並んでいました。
デザート関係の商品は進んだ最後に試食が出来る流れになっていました。
試食タイム
■ いかの一夜干し ■
最初は「いかの一夜干し」です。原料となるスルメイカにこだわり、県内で水揚げされた新鮮で身の厚いものを使用しています。今回の試食会には2社の一夜干しがテーブルに並んでいました。こんがりと焼き色が付いたイカは大きくて立派なものでした。参加者の方々は、胴の部分とゲソの部分とを紙皿へ乗せ頷きながら試食されている方や双方の違いを食べ比べている方など思い思いに口へ運んでいました。
- 私共もいざ試食 -
どちらも肉厚でとてもジューシー。塩味が控えめでイカ本来の味がしっかりしていました。これぞ認証商品!と感動しました。
■ いかずし ■
列を乱さぬように進んで行くと下北名産の「いかずし」が見えました。3社のいかずしがきれいに並べられ赤と、白のいかずしはお正月に一華咲かせてくれそうです。キャベツ、ショウガの食感や香りがとても良く酸味が控えめで、漬物感覚やお酒のお供、マヨネーズを少しつけて・・美味しく頂く想像が膨らむ一品です。
■ ラーメン ■
ラーメンのブースには、「つるあらめラーメン」「かわうちラーメン」「冷凍ホタテラーメン」「天然もずくラーメン」と4品ありました。「天然もずくラーメン」はラーメンにもずくを乗せて食べる、という至ってシンプル。試食してみると麺ともずくが絡みチュルチュルと喉ごしもよく、そのままスープも飲んでしまいました。
どれもこだわり商品だと再び感動しました!!
■ なまこ ■
個人的に感激した品は「これ横浜なまこ」でした。今まで食べてきたゴリゴリとした固い食感とは大きく違いサクサク、シャキシャキしており食べやすく、噛んだ瞬間、非常に驚きました、この食感になるためには洗いはもちろんのこと、揉む工程が特殊な機械を使用しており特許製法となっているとのことでした。
残念ながら試食はありませんでしたが、
味噌味もありました。
なまこの概念を大きく変えた一品でした。
試食会を終えて
このように個性溢れる自信の商品、67商品(63品と候補の2商品、2つの試作品)を目の前に参加者の方々は、いろいろな角度から試食品を見て食べて、一つ一つ丁寧に吟味し、評価していました。中には商品についてスタッフへ質問されている方も見られました。
試食を終えた皆さんはどなたも満足な表情でした。そして至る所で談話や交流を深めている様子でした。
最後に・・・
どれも本当に美味しく「海」「山」に恵まれた「下北」だからこそ出会えた商品ばかりでした。全品試食させて頂き「下北の美味しいもの」をまた新めて認知出来た試食会でした。
すべて紹介できないのが残念ですが、このような試食会をきっかけに県内・外の流通に乗ることにより、「下北」に興味を持ったファンがもっと増えていくことを願っています。
今後、どんな認定商品が生まれてくるのか楽しみにしつつ、エルサーチも何かお手伝いしていきたいと思います。
(取材日H23.11.9 舘山 愛加)