• The企画エルサーチ株式会社

●● そば打ち体験●●

◆◆ 2012年11月28日 道の駅 はしかみ


「道の駅 はしかみ」でそば打ち体験をしてきました。
今日、挑戦したそばは、そばの色がちょっと白っぽい「二八そば」です。
(そばがらが少ないと白っぽくなるのだそうです)
そば打ちは30分以内に作業終了しないと乾いてしまうそうで、時間との勝負!

行程を紹介すると・・・

1.水まわし(8分:その日の湿度や温度で変わる)

•1回目は80%の水を入れ、水とそば粉を均一に混ぜる。

•2回目は10%の水を入れ、サラサラの状態からだんだんボロボロした感じに。

•3回目は残りの水を入れ、ボロボロが徐々にくっついて雪だるまのように大きなだんご状に。


2.こね、ねり (菊ねり)

•外側から内側へ手のひらを使い、赤ちゃんのおしりのようにつやが出てくるまでリズムよく続ける。


3.のし

•まずは、生地をまわしながら手で丸く伸ばし、直径30cm位になったら、のし棒で時計の10時、11時、12時、1時、2時の方向へ伸ばす。これを30度回転させて何回かくり返す。

•次に角出し(つのだし)をする。(これは、丸い形をひし形にし、最後は四角形にする行程のこと)


4.切り

•押さえ板と包丁で押し切り、切ったら内側へ少し倒すをくり返し、同じ太さに切る。

ワンポイント

今回はのし棒を3本使用しました。(江戸打ちと呼ばれる手法)
また、のし棒の1本は、乾燥を防ぐためにくるみ油を塗ってあり、
残りののし棒2本は、生地を巻く時に押さえるために使用しました。

棒を握る手の形が重要で、生地にキズがつかないようにするためには、
猫の手を棒に乗せるような感じでするといいそうです。

そばは、小麦粉の麺(パスタ等)の様にやり直しが出来ません。
水が1滴違うだけでも質や出来上がりが変わるそうです。
美味しいそばを味わうには、「そばの三たて」~ひきたて、打ちたて、ゆでたて~が重要なようです。


■■ 体験を終えて ■■

 人生2度目のそば打ち体験でしたがなかなか思うように出来ず、
自分で作ったそばは太かったり細かったり。
先生が「女性を扱うようにそばを扱う」とおっしゃっていたので、
もしかしたら、男性の方がそば打ちは向いているのかもしれません。
合わせて、リズム感があるともっと上手にできるかもしれません。

 今年は、夏の暑さでそばの香りがあまり出ないということでしたが、
でも、やはり作りたてはおいしいかったです。
そば湯も期待していたのですが、飲むチャンスがなく、ちょっと心残りでした…。 

by須藤 


(reported by Yamamoto)

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