• The企画エルサーチ株式会社

                                    

冬も美味しい青森ほたて
●● 稚貝と子持ちほたてのクッキングセミナー 2014 ●●

■日時:2014年3月6日(木)
10:00~14:00
■会場:五所川原市中央公民館


■日時:2014年3月11日(火)
10:00~14:00
■会場:アピオあおもり

●● 講師 : 栄養士 水嶋 優子 さん ●●

                                    

前回、大好評をいただいた「稚貝と子持ちほたてのクッキングセミナー」
2014年は青森市・五所川原市にて開催いたしました。

雪空から晴天に・・・水嶋先生の「日頃のおこないが良いから」の言葉で、笑いとともにセミナースタート。

■■ 新鮮な青森産ほたて

 
調理台にはボールに入ったホタテが置かれ、調理の説明を受けている間にも“パカパカ”と貝が開いたり閉じたり。地元産ならではの新鮮さを物語っていました。

■■ 調理開始!

 まずはメインのほたてを外すところからスタート。
「青森県ほたて流通振興協会」の三津谷常務はじめ、ほたてのプロたちが各調理台を回って外し方をレクチャーしてくれます。

 「黒いほうを下にして持ち、専用のヘラを差し込むんですよ」とお手本を示しながら、部位ごとに取り分ける三津谷常務のお手並みには、参加者の皆さんから「おぉ~」と歓声が上がるほど。
 さらにウロ(貝柱の横にある黒い部分)を持って手前に引くと貝の中には貝柱だけが綺麗に残り、ミミとたまごはそれぞれ別のお皿に取り分けて1枚が完了です。


 今度は自分たちで挑戦です。手順を教わったことで思いのほかスムーズにでき「キレイ!」「上手だね!」など、互いにほめ合う姿が見られました。

 カレーピラフに使用する稚貝は、ゆでてから殻を外すとのことで、成貝よりも薄い貝殻が、身を外すヘラ替わりとなります。

■■ チームワークもバッチリ


 今回は4~5人ずつのグループで調理しましたが、どのグループも手際よく分担して調理していました。
 そして、分からないときには「水嶋先生~!」の一声でサッと駆けつけてくれ、全体に聞こえるように話しつつ各調理台に適切なアドバイスもしてくれます。



 調理時間を重ねると、あちらこちらから良い香りが漂い、いよいよ調理も終盤です。

 ほたての貝柱に小麦粉を振って焼き、もう片方のコンロではスープに醤油やお酢、ラー油などの調味料を入れエスニック風に仕上げます。


思い思いのお皿を選び、センス良く盛り付けた後はいよいよ試食タイム!

■■ 試食タイム

「わぁ、美味しい~」「えっ、これがたまご??」と笑顔の輪が広がります。試食しながら「今日、早速作ってみよう」という方もいました。みなさんのお話を聞くと、普段は定番の調理方法になってしまうということで、水嶋先生の味付けやアレンジに感動しきりの様子でした。
先生お手製の「りんごのゼリー寄せ」をデザートにいただき、栄養、ボリュームともに満点の食事もほとんどの方が完食していました。

セミナー開始から取材を続けていたテレビ局3社の方々も一緒にテーブルを囲み、逆にコメントを求められるという一場面もありました。

お腹いっぱいになった後は、ほたてについてのミニ講座。

 三津谷常務が講師となり、陸奥湾ほたての養殖の歴史や成長するまでの過程、加工品についてなど、さまざまな知識を教えてくれました。
  まずは陸奥湾ほたてについて映像で紹介。ほたての産卵から成貝までの様子をはじめ、イヤリング状にして吊るす「耳吊り」という養殖法など、ほたてについてあまり知らなかったことを丁寧に解説してくれました。
 その後、陸奥湾での養殖が世界初の成功例であることや、森の手入れがほたての養殖にも大切であることなども教えてくださり、参加者の皆さんは頷きながら聞き入っていました。

  最後は水嶋先生のユーモアを交えたご挨拶で終了。
  今日の調理のコツに加え、セミナー内で作った料理とは別の“ほたてレシピ”もレクチャーするなど最後までサービス満点です。「青森に生まれて本当に幸せだって思う」と、県産ほたての素晴らしさを伝え、セミナーの閉幕となりました。

 ほたての生態や養殖についてなど、なかなか知る機会のないことに触れとても勉強になりました。
また、ほたての調理法も参考になることばかりだったのはもちろん、水嶋先生の「楽しく作るとすごく美味しくなるの!」の言葉通り、
たくさんの人たちと笑いながら楽しく料理をすることで、より美味しいものになることを改めて実感しました。
とても有意義な時間を共有することができ、お腹も心も大満足の1日でした。
水嶋先生はじめ青森県ほたて流通振興協会の三津谷常務、飯田さま、平野さま、
そして参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

by 須藤

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