あおおもりで輝く女性起業家とは
~起業のきっかけとその秘訣を探る~
■日 時:2015年5月8日(金)
18:30~20:30
■講 師:cafe0371 小山内 祥子氏
■会 場:アスパム9F「津軽」
5月8日に行われた青森県女性起業家塾主催による「あおもりで輝く女性起業家とは」
講座の様子をレポートします。
地元長崎にて
幼少期から20代前半までを過ごした、地元長崎での様子についてその時々の情景を織り交ぜてお話いただきました。
特に、畑作業の途中でお祖母様が鳴り響く鐘音に向かい祈りを捧げていた姿や、絵を描くことが趣味のお母様が、お弁当箱と一緒に一枚の絵を描いた紙とメッセージが書いてあったことなどから、心暖かな環境で過ごされてきたことがよくわかるお話ばかりでした。
長崎から青森で起業を決意するまで
現在のご主人との出会いを機に、青森へとと嫁いでくることに。元々保育士を目指していたこともあり、主に子どもたちと関わりを持つ仕事に就いてきたとのこと。
子育てに仕事にと奮闘しながら日々を送り、しばらく経って状況が落ち着いたとき、「周りを支えたい」「お母さんと子どもが一緒に楽しめるような場の提供がしたい」という想いを胸に抱くように。
以前から興味のあったcafeのオープンをここで決意。少しずつ起業に向けて準備に入ります。
起業から現在まで
丁度準備を進めていた中、「3.11東日本大震災」が発生。何かできることが無いものか・・・と思っていたとき、テレビで被災された方のインタビューを観て、生きてここに居ることへの感謝の念がこみ上げ、さらに士気を高めて準備を進めることになります。
2013年4月4日。たくさんの仲間や家族に支えられ、オープンの時を迎えます。
子ども連れのお母さん同士の交流の企画を立てたりしながら、2年目となる現在、忙しさも楽しんでしまう、ありのままのとても柔らかでどこか安心感のある小山内さんの姿がありました。
「人のために作りたいと思ったら何でもできる」「何かをするときには思いを込めて」という言葉の中に、輝くための秘訣が垣間見えた気がしました。
赤川